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学校法人愛知学院は、明治9年(1876年)に創設され、本年で128年の長い歴史と伝統を有する中部地区で最も由緒ある学園です。

愛知学院大学は昭和28年に創設され、本年開学51年を迎えますが、現在、心身科学部、文学部、商学部、経営学部、法学部、情報社会政策学部、歯学部の7学部13学科、大学院6研究科(修士・博士課程)、短期大学部2学科に、学生1万3000名を有し、中部地区最大級の規模と内容を誇る私立の総合大学となっています。 その中で心身科学部健康科学科は、身体の健康を心から切り離して理解するのではなく、心身相関ないしは心身科学という、統合的枠組みのなかでとらえる健康科学科として平成16年4月に開設しました。従いましてここでは本学科を紹介させていただき、皆様のご理解とご支援を賜りたいと思います。


現在わが国は生活環境の改善や、医学の進歩によって平均寿命が急速に延び、高齢社会を迎えています。また、家庭、職場のオートメーション化、コンピュータ化などいわゆる文明化された日常生活での身体運動量の減少は、グルメ志向による欧風化された食事(高脂肪食)と相まって、糖尿病患者数(900万人)、肥満(2,300万人)、高血圧(3,300万人)、高脂血症(2,000万人)などいわゆる「生活習慣病」を増加させています。しかし、各個人が、食習慣、運動習慣をより望ましいスタイルへと変換し、継続的に実施するには、現時点では社会的環境のみならず、個人段階でも極めて困難な状況であり、各年代に応じた指導メニュー、指導体制の確立が早急に望まれています。
また、わが国における言語障害者は約34万人存在し、医療・歯科医療の分野で検査・訓練が必要な人は32万人と推定されています。このような障害者に対するリハビリテーションの必要性、重要性が高まっており、平成9年より言語聴覚士制度が創設されました。現時点において言語聴覚士は、約9千~1万人、20年後には、約1万2千~2万人が必要とされていますが、有資格者は2,500名程度となっています。本学歯学部付属病院では、疾病の増加に伴う聴覚・言語の障害などに対して言語聴覚療法の効果を十分に享受することができるようにするために40年前に言語治療センターを設置して、言語聴覚治療と言語聴覚士の養成に尽力するなど早い時期から地域の中心となって活動してきた実績を持っています。

さらに加えて高齢社会にともなう認知症や寝たきりなどの要介護者の増加も深刻な社会問題となっています。今後、高齢化のさらなる進展にともない、疾病の治療や介護に関わる社会的負担はますます大きくなると予測され、その対策が重要な課題となっています。

病気の発症予防と健康増進を強力に推進し、早世(早死)や要介護状態を減少させ、健康寿命の延伸を図ることも重要になり、平成12年厚生省(現厚生労働省)は「増加しつつある生活習慣病」、「高齢化」への対策として「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」を定めました。「健康日本21」の推進のため、地域の健康づくりの指導者、「健康づくり支援者(ヘルスサポーター)」を100万人養成する方針を定めるとともに、法的基盤整備のため、平成14年には「健康増進法」の制定を行いました。

上述のような社会的要請に対して本学健康科学科は,すべての国民が「身体的にも精神的にも社会的にも完全に良好な状態」(WHO)で生活できる活力ある社会を実現するために、疾病の「一次予防」、すなわち生活習慣病や心理・社会的ストレスを中心とした心身の病気の発症予防と心身の健康の増進に貢献できる総合的な教育・研究を目標としております。
医学、医療の目的である疾病の治療ではなく、生活習慣病を中心とした、半健康な状態の人および健康な状態にある人に対して、より高い健康度、活動能力とQOLの向上を目指し、身体健康、心の健康、環境健康の面から指導のできる人材を養成することを目的としています。そのために本学科は,心身両面にわたる健康づくりを医師(内科、臨床スポーツ、精神科等)、歯科医、臨床心理士等によりフィジカルヘルス、メンタルヘルス、ソーシャルヘルスといった多面的アプローチからこの目的達成を図るという構想を中心に置いています。この構想を具現化するために3つのコースを設定しております。

健康開発科学コース

「健康」を科学するという立場から身体健康、精神健康、環境健康、健康運動、健康栄養など多彩な領域をカバーし、健康増進にかかわる地方自治体、健康保健組合、民間レベルなどの健康増進施設等において、半健康状態(生活習慣病準備状態)あるいは健康な状態にある人に対し、科学的根拠に基づいた知識によって、個人および集団別の「オーダーメイド」な健康開発プログラムを作成し、医療と連携した運動指導(メディカルフィットネス)および健康指導を行い、高い健康度、活動能力、QOLを維持できる実践的な人材を養成しています。
卒業後は、製薬会社や食品会社、医療機関などで活躍しています。

スポーツ科学コース

「運動」を通じて健康を保持・増進するスポーツ科学の社会的意義が高まっている状況を踏まえ、そして、高齢社会の健康を支えるリーダーとして、従来の医学・栄養学・情報技術(ICT)などの技術・学問・資格を取得し、理想的な身体運動や生活習慣に対して実行力を持つ人材を養成しています。卒業後は、地方自治体や民間の各種健康増進施設などで活躍しています。

言語聴覚科学コース

言語聴覚士受験資格取得も可能な特別コースを開設し、言語聴覚士を養成します。卒業後の進路としては、病院・老人施設の言語聴覚士をはじめ、保健・医療・福祉・教育の分野での活躍を期待しています。


以上本学科の設立の趣旨を紹介させていただきました。
大学として学生の就職支援活動を積極的に展開しておりますが、本健康科学科では教員スタッフが中心となり、学科独自の学生支援プログラムを策定して、1年次より指導を実施しております。そして卒業時に必ずや皆様のご期待に沿える有能な人材を世に送り出し、社会の発展に寄与したいと考えておりますのでご高配の程よろしくお願い申し上げます。

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