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本学心理学科について

複雑な「人間」を理解するために、心と身体からアプローチします。本学心理学科の教育・研究の視点を紹介しています。


現代の科学技術はめざましい進歩をとげていますが、「こころ」の問題はそれほど解明されているとはいえません。日常生活において、多くの人が漠然とした不安やストレス、生きにくさを感じています。こうした「不安の時代」においては、ますます心理学に対する期待や関心、必要性が高くなっています。

歴史的にみますと、本学心理学科は、1970年(昭和45年)に発足し、人のこころと行動を科学的に研究してきました。しかし、発足して30年を経た頃から、「心」と「身体」は不可分のものであり、これまでのように「こころ」を「行動」を通して理解することには限界があること、心身は連関して作用していますから、「こころ」の解明に取り組む新しい視点が必要となってきました。

その結果、2003年(平成15年)に文学部から独立し、「こころ」を「身体」と不可分のものとして心身科学という総合的な枠組みの中で教育、研究していくことを目ざして心身科学部心理学科として再スタートしました。本学の心理学科では、認知・行動、発達・教育、社会・産業、人格・臨床、計量といった心理学のほぼ全領域をカバーした教員による研究と教育指導をしています。

先行き不安な現代において、専門的な資格をもつ臨床心理士の必要性が社会的に要請されていますが、学部における指導では、特定の領域に偏ることなく心理学全般の基礎を学んでいくことが今後の社会的ニーズに応えていくために必要であり、心理学的なものの見方や考え方、オールラウンドな基礎づくりのできる指導をしています。とくに実験演習科目を充実させ、1年次で基礎実験演習、2年次で一般実験という必修科目を履修していきます。そこでは、少人数で心理学の各領域の代表的な課題について実験を通して体験していきます。実際に実験する中で相互に実験者・参加者体験をして、その結果をレポートにまとめていくわけです。そうした実験実習を通して、講義や演習で得られた知識を深め、心理学という科学に対する理解を深めていきます。

心理学全般に対する幅広い知識を履修した後、大学院では心理学基礎コースと臨床心理士養成コースを設けて、研究者および高度職業人としての臨床心理士の養成をおこなっています。大学に付置された心理臨床センターでは、教員や臨床心理士がさまざまな心の悩みをかかえておられる方やそのご家族をはじめ、教師・保育士等に対する支援もおこなっています。臨床心理士養成コースの大学院生は、相談室のスタッフの指導のもとにクライエントを支援する実習を重ねていきます。さらにケースカンファレンスや学外実習などを通して、臨床心理士としての基礎づくりを指導しています。

大学院修了生には、臨床心理士の資格を得ることによって「心の問題の予防と治療の専門家」として、種々の領域での活躍が期待されています。臨床心理士の資格を取得した多くの本学卒業生は、学校や教育相談機関、病院の心療内科や精神神経科、家庭裁判所や少年鑑別所、企業、などさまざまな分野で活躍しております。

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